MAKI Piano School

講師について

Instructor

講師プロフィール

和田 真紀

Maki Wada

大阪音楽大学器楽学科ピアノ科卒。
ヤマハシステム講師として3歳児コース、
幼児科、ジュニア科専門コース、
ジュニア科専門コース上級科を10年間指導し、
500名以上の生徒と関わる。

結婚、出産後、自宅教室をスタートし、
これまで25年継続。

自身でも色々な奏法や
ピアノ脱力法を学び直し、
コンペティションで1位を獲得。
また、コーチングを学び
指導に取り入れるなど、

マインド面からも生徒の力を引き出す
レッスンに取り組んでいる。

Achievement

実績

<現在>
青木理恵コーチ (ICF国際コーチ連盟・マスターコーチ) のセッションを受講中

これまでにピティナ全国決勝大会において、門下生がA2級、A1級、B級、C級、D級に出場、B級銅賞、D級ベスト賞を受賞。本選においても優秀賞、奨励賞多数。

Story

ピアノに初めて触れたのは3歳の頃。
自宅でピアノ教室を営む母の元に生まれ 
私は音大に行くものとして育ちました。

実は子供の頃は
練習があまり好きじゃありませんでした。

でも、ピアノで音を作って遊ぶことは
大好きだったので
母からは
「あなたは絶対ピアノが好きだよ」
と言われ続け
やはり音大へ進む道を選びました。

そして卒業後は
ヤマハ音楽教室で10年間講師として働き
結婚後は自宅で教室を開くこととなりました。

しかし 
子育ても落ち着いた40代に入ってから
大きな転機が訪れます。

ピアノの指導を続けていたものの 
自分の演奏技術に満足できず
限界を感じるようになったのです。

「もっと深く、
自分自身が納得できる演奏をしたい」
私は再び本格的に
ピアノを学び直すことを決意しました。

身体の使い方や脱力の仕方など
あらゆる奏法を学び直し 
指導を受けにいきました。
そして、その新たな学びを生かしながら
コンクールへの挑戦も始めたのです。

コンクールに出場することは
思っていた以上に大変!
40代での挑戦は遅すぎるかもしれない
と感じることもありましたが
「今の自分がどこまでできるか試してみたい」という思いが勝りました。

初めてのコンクールでは
緊張から舞台袖で涙がこぼれ
「ここで何をしているんだろう」
と自問自答したこともあります。

それでも、舞台に立ち
ピアノに向き合った瞬間
自分の中で何かが変わりました

挑戦を続けることで
、私は全国決勝大会で1位を、
その後、ひとつ上のカテゴリーでも
第3位をいただくことができました。
その達成感は言葉にできないほど大きく、
自分への自信をくれました。

ピアノは
ただ上手に弾くだけのものではなく
個性を最大限に発揮してくれるもの。
国境さえも超えて
自分の感情や想いを音楽で表せるのです。

それを人前でパフォーマンスできる技術
あきらめずに継続する心は
子供たちの未来に
きっと力を与えてくれる。
そう確信しました。

自信とは、挑戦するためのパワー。
そして、失敗を恐れず
自分の可能性を信じること。

この「あきらめない心」
人生はより豊かになると実感しています。